診療科を選びが大切!

看護の現場では女性が求められている職種であり、将来の就職のしやすさを考えて選ぶ人も多いでしょう。
しかし一口に看護師と言っても、選ぶ診療科によって仕事内容や患者との距離感に大きな違いがあることを念頭に置いておく必要があります。ある診療科では仕事であまり成果が出なくても、別の診療科を選ぶことによって「自分にとっての適職を見つけられた」と言う看護師も少なくありません。

診療科を選ぶ際には、自分の興味と性格をよく考えることが大切です。
患者とのコミュニケーションを大切にしたいと考えたら、患者との距離感で診療科を選ぶのも大切です。長期の入院が必要になる場合が多い、精神科やがん治療専門の科などを選ぶと、より患者と密な関係を築くことができるでしょう。一方、患者との会話することが苦手な場合には、オペ室勤務がお勧めです。オペ室勤務では、基本的には医師のサポートのみに専念出来ますので、患者と接するのが苦手な人には最適でしょう。

どのように看護の仕事に携わっていきたいかは、その人の性格と関心によって大きく変わります。
そのため他人に影響されることなく、自分の性格をよく考えてみるのが得策です。自分の性格がどの診療科に合うかわからない人は、総合病院に就職して、初期の研修の中で、いくつかの診療科の勤務経験を積んでみるのも良いでしょう。看護師の中でも最適な診療科を選んで、より看護師として活躍していきましょう。